小國神社 御庭焼 「遠州みもろ焼 別所窯」 「春の新作」が販売開始！！

Vol. 152：2015.03.31(火)

小國神社　御庭焼　「遠州みもろ焼　別所窯」
「春の新作」が販売されました。








「遠州みもろ焼」とは当社が鎮座する、森町の伝統陶芸品
「森山焼」の流れを汲む特別な陶芸品です。

（撮影：平成２７年３月３１日）







「みもろ焼き」の最大の特徴は、当社の境内にある様々な小國大神様の恵みを
利用して陶芸品の数々を御神域の中で焼き上げることにあります。

全国的にもご神域での作陶から焼き上げ販売ができる陶房は大変珍しく貴重な陶房です。

[春の新作：３月３１日撮影]

こちらの写真の作品は当社の縁結びのご神木「ひょうの木」をモチーフにした作品です。
窯主の遊び心溢れる名刺入れです。中心に見える葉は「ひょうの木」の落葉をかたどったそうです。


こちらの作品は縁結びのご神木「ひょうの木」になる「ひょうの実」をモチーフにした一輪挿しの作品です。
柔らかな曲線の「ひょうの実」の特徴を見事に捉えています。落ち着いた色合いも素晴らしい作品です。

この他にも、窯主の豊かな感性と一流の技術で生み出されたここでしか買い求めることが出来ない作品ばかりです。

ご参拝の折には美しい陶器の数々に込められた小國大神様のお恵み・窯主の思いを感じて頂きますようご案内いたします。

是非、小國神社　御庭焼　「遠州みもろ焼　別所窯」にお立ち寄り下さい。

「森山焼について」

～沿革～

森山焼は、明治44年、初代中村秀吉氏によって創始された焼物です。
森山焼の名称は、森町森山の地名を取って命名され、
江戸時代の優れた茶人であり遠州流茶道の開祖
小堀遠州が自ら指導し、意匠を与えて焼かせた遠州七窯の一つ、
志戸呂焼の流れを汲み、現在四つの窯元があります。
　
天皇即位奉祝のために花瓶と置物を献上したところ
御嘉納となり当時としては破格の感謝状を与えられました。
さらに研鑽を重ね良器の生産に努め、各地の陶磁器展に出品。
一段と声価を高めて「森山焼」の存在を
世に知らしめることとなりました。

～特徴～

森町は「森山焼」の名にふさわしく緑に囲まれ、
おだやかな風情がただよう陶芸の里でもあります。

古い伝統を受け継ぎ、素朴な味わいと豊かな芸術性を備えた
陶器をつくり出す明治の開窯以来、二代目、そして今、三代目
と次の森山焼の世代が着実にその技術を修得し
斬新な意匠と伝統を守る作風が磨かれています。





小國神社　御庭焼
「遠州みもろ焼　別所窯」
静岡県周智郡森町一宮3957－14（小國神社境内）
営業時間午前9時30分～午後5時迄
TEL0538－89－6031