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年中行事を知ろう!! 秋分の日『秋のお彼岸』(平成28年9月18日改訂)

Vol. 220:2016.09.18(日)

私たちの国の古くからの慣わしとして「お彼岸」の期間
とくに、彼岸の中日にはご先祖様が鎮まる、お墓や祖霊社や御霊舎をお参りして
日々の感謝を伝え、生活の節目とし、ご加護をいただいてきました。
ご先祖様は「神さま」となって私たち子孫を見守り続けています。

本年は19日彼岸の入りとなります。22日が秋分の日(彼岸の中日)となります。



■秋分の日ってなんだろう???■

9月23日頃

春のお彼岸「春分の日」に対して、秋のお彼岸は9月23日頃を「秋分の日」を中日とした7日間を「彼岸」といい
家々では祖先の御霊(みたま)をおまつりし、お墓参りをします。

「暑さ、寒さも彼岸まで」と言うように、この日を境に夏から秋へと季節が移り変わっていきます。
仏教行事と思われがちですが、日本の神話「古事記」の中にも御霊(みたま)を祀った記述があることからも、

仏教渡来以前の日本古来の祖霊信仰に基づく行事であることが伺えます。
宮中では、歴代天皇の御霊(みたま)を祀る行事、秋季皇霊祭が行われています。

小國神社 神社のいろは”秋の祈り”



(平成27年9月23日撮影:一宮祖霊社秋季大祭)

■『おはぎ』・『ぼたもち』の違いって???■

お彼岸になると春には『ぼたもち』・秋には『おはぎ』をお供えしますが
これは呼び名が違うだけで実際には同じものです。
春は牡丹、秋は萩と季節の花にたとえて呼び分けています。



(平成28年9月22日撮影:小國神社の神杉ともみじの青葉)

■『彼岸花』って縁起が悪いの???■

彼岸花の別名は曼珠沙華(まんじゅしゃげ)とも言われ
天上に咲く花を意味し、縁起の良い花として社寺には植えられました。
勿論、お墓の近くにも植えられてきました。
鮮やかな色合いを楽しみたいものです。



(平成27年9月22日撮影:一宮祖霊社参道に咲く彼岸花)

■御霊舎(みたまや)のおまつり■

祖先のおまつりは、神棚とは別の御霊舎でおこないます。
これは仏式でいう仏壇にあたります。

御霊舎は神棚とは別の場所に設けますが、間取りなどの関係で神棚の下に設けることもあります。
その場合には、神棚を大人が見上げる高さに設け、御霊舎は上半身の高さに設けます。

お盆や秋分の日、個人の命日や家族にとって大切な日などには、故人の好物や季節の初物などを
お供えして、家族みんなでおまつりしましょう。

小國神社 神社のいろは””お神札と家庭のおまつり”

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