斎庭の草花 姥百合（ウバユリ）・藪茗荷（ヤブミョウガ）・山百合（ヤマユリ）の開花！！！！

Vol. 144：2016.08.11(木)

続々とご神域の夏の花が咲き揃ってまいりました。

ヤマユリはかつて里山の至る所に自生していた日本特産のユリです。
花の大きさはユリ科の中でも最大級で、その重みで全体が傾くほどです。花の香りは甘く濃厚でとても強く、豪華で華麗であることか
ら、『ユリの王様』と呼ばれています。


当社では勅使が駒（馬）をとめて木につなぎ下馬した場所と伝わる駒止めの杉href="http://www.okunijinja.or.jp/facilities/nature/">駒止の杉の付近で見ることができます。



（平成２８年８月１１日撮影：ヤマユリの開花）


宮川沿いには不思議な形をしたウバユリも咲き始めました。例年は至る所で咲き始めるのですが、今年は少ないようです。
花名は花が咲く頃には葉が枯れてなくなることを『歯が抜け落ちている姥（老婆）』にたとえたものであるとされます。




（平成２８年８月１１日撮影：ウバユリの開花）


ご神域の林下には多くのヤブミョウガが咲きます。
花名は葉が食用とされるミョウガの葉によく似ていることからつけられました。
小さな白い花を沢山付けます。近くでみるととても可愛らしい形をしているます。



（平成２８年８月１１日撮影：ヤブミョウガの開花）

職員一同、多くの皆さまのご参拝を心よりお待ちいたしております。