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小國神社 縁結びの御神木「ひょうの木とひょうの実」

Vol. 150:2015.03.26(木)

当社の縁結びの御神木「ひょうの木」は樹齢700年から800年と言われる古木です。
その立ち姿からは幾年もの年月を経た、古木が持つ包み込まれるれるような大らかさと威厳を漂わせます。





以下のURLから当社の御神木「ひょうの木」について解説をしてありますので是非、ご覧下さい。
http://okunijinja.or.jp/facilities/nature/#content5

~以下抜粋~
学名:檮 (イスノキ)

イスノキは、「古事記」に登場する櫛「湯津津間櫛」の「ゆつ」(神聖)に由来する言葉で「ユツノキ~ユスノキ~イスノキ」と言葉
が転化したといわれています。古くは、この木は宮中(皇室)で使われる櫛となる重要な材料にされていました。

名称は、別名に「ひょうの木」「ひょんの木」ともいわれ、その葉には「まゆ型」の殻(木質化)になる特質があり小さな穴が開きま
す。 笛のように吹くと「ひょう」という音が出るので「ひょうの実」と呼ばれています。
当社の「ひょうの木」は特異な形状で、木肌がうねり、根元の上部から交わりながら二本の幹に分かれています。 「ひょうの木」に
まつわる話には、御祭神「大己貴命」(大国様)も「ひょうの実」を吹いたところ、その美しい音色に感銘を受けた女神が現れ、契り
を結んだという古い言い伝えがあり、以来当社では「恋愛」「人間関係」「仕事」など様々な「縁を結ぶ」御神木として古くから信仰
されています。
~以上~

今回は当社の「ひょうの実」が枝先に付いた状態で見つけることができましたのでご紹介いたします。

(撮影:平成27年3月26日)


「ひょうの実」は正確には実ではなく葉にできた虫癭(ちゅうえい:昆虫が寄生し木質化した部分)を指します。
また、御神木の東側の枝葉につくということも不思議な現象です。古代の人々にも不思議なことに思われたことでしょう。

(撮影:平成27年3月26日)


このように枝葉についた「ひょうの実」は自然に地面に落下します。とくに風が強い日の翌日は御神木の周りに「ひょうの実」を見つ
けることができます。

ご参拝方の中には縁結びの縁起物として「ひょうの実」を神棚にお祀りされる方を多いそうです。
また、作家白洲正子氏著の平凡社文庫「木(なまえ・かたち・たくみ)」の一説を読まれて参拝に来られた方もいるようです。

当社ではひょうの実は基本的には一年中つくと言われております。
是非、ご参拝の折にお探し下さい。

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