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お知らせ

平成31年3月24日(日)~4月2日(日)アニメーション「おおはらえのことば」原画展開催のご案内

Vol. 295:2019.03.21(木)



当社のHPで昨年より昨年末より公開しているアニメ-ション「おおはらえのこ
とば」
の原画展が遂に開催されます!

この作品は、古より現代まで伝わってきた「大祓詞」(おおはらえのことば)に記された深遠な世界観を80枚以上の原画をもとに作り
上げました。この度、たたらなおきさんが描かれた貴重な原画の展示会をおこないます。

□「おおはらえのことば」原画展開催!!!□

□主催:日本の神話に親しむ会 協力:遠江国一宮 小國神社
□日時:平成31年3月24日(日)~4月2日(日)
□場所:小國神社 研修室 休憩所2階
□入場無料
☆特別企画:「たたらさんと作ろう大国主のうさぎバッジ」&「古事記絵巻 おおくにぬしの物語」
       3月31日(日)午前10時~11時開催!!!

~アニメーション『おおはらえのことば』原画展によせて~

今日、私たちは、神社やお祭りを通して一、〇〇〇年以上前のことを目の当たりすることができます。
一、二〇〇年以上前から伝わる「祝詞」(のりと)(神さまに感謝の気持ちを表わす時や、お願いごとをするときに心を込めて読み上げ
る文章のこと)、「大祓詞」(おおはらえのことば)を紐解くと、古代の人々が「はらえ」(生まれ出たときの様な清らかなこころにな
ること)を大切にしていたことがとてもよくわかります。と同時に、私たちの祖先が「大切にしてきた生き方」にも気がつきます。それ
は、「神々を敬い、万物に神性を認め、祖先の心を己の心とし、自然と調和しながら平和に暮らす生き方」といえます。

このような古人(いにしえびと)の姿に、現代を生きる私たちが学ぶことは沢山あるのではないでしょうか。
神話や神事は私たちに不易(ふえき/時代を通して変わらないこと)を教えてくれます。今日まで奏上され続けている「大祓詞」や日本
の歴史を神代から記した「古事記」などには、そのような大切なこころが潜んでいるように思います。

本展では、静岡県在住の絵本・造形作家のたたらなおきさんによる日本の神話や神事を題材にした「こころ暖まる」作品が展示されてい
ます。作品の柔らかな風合いは、見る人の心優しく包みます。また、作品に触れることで感じる温もりはこの展示会ならではです。
本展をご覧になられた皆さまのこころに、「清らかな心を尊ぶ日本人の姿」が皆さんの心に宿りますように。
                                          遠江国一宮 小國神社



(皇御孫命(スメミマノミコト)が天上界から地上階へと下られるシーン)

大祓詞(おおはらえのことば)を奏上し、罪や穢れをお祓いする神事「大祓式」
(おおはらえしき)
は小國神社においても年に2回行われ、毎年600名以上の方がご参列されています。

今も昔も清らかな心を望む人々の願いは変わりません。


(不安や怒りや妬みなどで人々の心が荒れているシーン)

ともすると、私たちは不安や怒りや妬みなどで本当清らかな姿を見失いがちです。


(瀬織津比売(セオリツヒメ)によって海までながされた「罪や穢れ」をまちうける速開都比売(ハヤアキツヒメ)を描いたシーン)

大祓詞(おおはらえのことば)の原文には、様々な神さまが協力して罪や穢れを祓う様子が躍動感をもって書かれています。
その豊かな表現力に驚かされます。

現代の私たちがこのように詩情豊かで魅力的に書くことができるでしょうか。
古代の人々は、神さまのご存在がもっと近くにあったのだと思います。



(気吹戸主(イブキドヌシ)によって「罪や穢れ」が底国(そこのくに)に運ばれ、速佐須良比売「ハヤサスラヒメ」が受け取り、消し
去ろうとしているシーン)


開催期間中、会場には「神話に親しむ会」の皆さんがいます。
展示をご覧になられて気になったことや神話のことなど、何でもご質問ください。


アニメーションはこちら(特設サイト おおならえのことば)からもご覧
下さい。


(6月30日に行われる小國神社の大祓式での茅の輪くぐり神事を描いたシーン)


皆さまのご来場を心よりお待ち申し上げます。












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