令和5年8月11日(金)～20日(日)『遠江 家康ワールド』in 小國神社 （主催：家康ワールド実行委 後援：小國神社） 開催のお知らせ ～家康公の奥深さ、おもしろさ、すばらしさを余すことなくお伝えします！！～

Vol. 353：2023.07.29(土)

（写真：本展特別書下ろし作品『家康公のたちあがり石』ものがたり　より）

本年は大河ドラマ放送で、県内各地で家康公の顕彰活動が盛んになっています。
当社におきましても家康公とご縁深いお社として、様々な顕彰活動を行っています。


そこで、今回は、静岡県が誇る絵本造形作家で県内でも屈指の家康ファンで様々な活動をされている、たたら
なおき氏とともに静岡県西部地方（旧国名：遠江国/とうとうみのくに）を中心とした家康公のご事績などを
大人から子供まで楽しく学べる展示会を開催いたします。
お子様の夏休みの自由研究にも役立ちます。



（『遠江　家康ワールド』in 小國神社）



◇知る人ぞ知る家康公と小國神社の深い繋がり◇

～願文、奉納太刀、朱印領590石、立ち上がり石など、沢山の歴史や史跡、逸話が残される小國神社～



戦乱の世、元亀3年（1572）9月22日に「当社（小國神社）の神力に頼らなければ勝つことができない」とい
う切実な思いを込めた願文と名匠「三条小鍛冶宗近」を銘する太刀を当社に奉納の上、戦勝・開運を祈願しま
した。（小國神社　延宝八年古記録・徳川家康公願文写しより）



（徳川家康公願文写　小國神社所蔵）

次いで、犬居城攻略の道すがら再び参拝し、石に腰かけて休息されたと伝えられています。
以来、家康公は長篠の戦い・関ケ原の戦いに勝利し、天下統一の大願を叶えたことから「立ち上がり石」と伝
わり、現在においてもこれにあやかり心願成就・大願成就を祈り石に腰かけて帰るご参拝の皆様が絶えること
はありません。

さらには、当社は、江戸幕府開幕の折、徳川将軍家より当時の遠江国最大の石高で590石を安堵され、以後歴
代将軍にも朱印を安堵されています。



（「家康公の立ち上がり石」は、今も多くの人々が腰掛けられています。）



（現存する小國神社最古の記録『延宝８年の古記録』　小國神社所蔵　）

◆楽しみながら歴史を学ぼう！！！◆





（特別書下ろし物語作品　『家康公の立ち上がり石』（上）　小國神社の参道を進む家康公（下））

本展は、「徳川家康しずおか物語」（静岡新聞社出版）の作者であるたたらなおき氏が造形・絵物語・遊び体
験・ワークショップを通して、家康公の奥深さ、おもしろさ、すばらしさを余すことなく表現する体験型の
展示会です。（期間中の土曜日・日曜日は作家来場・自らがワークショップや読み聞かせなどお楽しみ企画が
沢山！！！）



（家康公が立ち上がる様子を描いた貴重なラフ画　たたらなおき作）



（貴重な書下ろし作品が描かれた家康公限定ご朱印は社務所で頒布しています。　初穂料800円）
　

☆遠江　家康ワールド（主催：家康ワールド実行委員会　後援：小國神社）☆
・期　間：令和5年8月11日(金)～20日（日）入場無料　10：00～16時まで　
（作家来場日有・要問合せ　TEL090-2681-0968）　
・場　所：小國神社　研修室（参拝者休憩所２階）


たたらなおき　プロフィール

１９６４年、静岡市生まれ。絵本・まんが・造形作家。第９回「ニッサン童話と絵本のグランプリ」優秀賞受
賞。静岡朝日テレビカルチャー、千代田スクール講師
代表作（書籍・絵本）：　国生みの話・大国主の物語（公益財団法人　日本文化興隆財団）/マンガならわか
る『日本書紀』（扶桑社）/徳川家康しずおか物語/（静岡新聞社）/おおはらえのことば・小國神社ものがた
り（小國神社）/でこちゃんがゆく（静岡新聞社）/ 「くのうざん ものがたり」(久能山東照宮)など多
数！！！