斎庭の草花 『オミナエシ』・『オトコエシ』・『キセルアザミ』・『ゲンノショウコ』の開花！！！

Vol. 101：2015.09.23(水)

秋分の日を境に風が爽やかになってきました。
爽やかな秋風とともにご神域には少しずつ秋の足音が聞こえてきます。
ご神域に息づく草花は季節の静かな季節の移ろいをそっと教えてくれます。



(平成２７年２月２３日撮影：オミナエシ)

秋の七草の一つです。日当たりの良い草地に生えます。
手入れの行き届いたため池の土手などは好適な生育地でしたが、現在では放棄された場所が多く、
そのために自生地は非常に減少している。 日本では万葉の昔から愛されてきました。




（平成２７年２月２３日撮影：オトコエシ）

和名はオミナエシに対してより強豪であることを男性にたとえたといわれています。




（平成２７年２月２３日撮影：キセルアザミ）

セルアザミは湿原中の水の流れがあるような場所にや緩やかな流れの山間渓流などに生育します。
煙草を吸うキセルに見立て、キセルアザミとなったそうです。この写真では珍しく上向きに花をつけいています。



（平成２７年２月２３日撮影：ゲンノショウコ）

ゲンノショウコはドクダミ、センブリなどと共に、日本の民間薬の代表格です。
江戸時代から頻繁に民間薬として用いられてきました。
花の色は２種類あるとされ、紅紫花は西日本に、白紫花は東日本に多く見られます。
当社のご神域には白紫の可憐な花が咲き揃います。

職員一同、皆様のご参拝を心よりお待ちいたしております。