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季節の便り

斎庭の草花『ヤマハギ』・『ミゾソバ』・『ツルアリドオシ』の開花!!!

Vol. 103:2015.10.19(月)

爽やかな秋晴れの天気が続いております。
ご神域の草花も次々に開花し早いものは実を付けています。

植物の営みに心を寄せて、日常と少し目線をかえる事で、私たちの祖先が大切にしてきた生き方を
感じる事ができるのではないでしょうか。

自然の営みの中で季節の移ろいを感じ、その移ろう自然の中に神々の気配を感じとり、大いなる恵みに感謝し
それを分かちながら生活をおくる。
とてもシンプルで緩やかな信仰心を私たちの祖先は育み、今日まで継いできました。

神々の恵み溢れるこの小國の杜にお越しいただき、心静かにお参りをされることで、心も身体も清々しく、新たな
心持ちで生活のスタートを切ることができることでしょう。




(平成27年10月17日撮影:ヤマハギ)
ハギ(萩)という名前だけの種類は存在せず、各種ハギの総称をハギと呼ぶのだそうです。
ハギの名前は、毎年、古い株から芽を出し、はえぎ(生芽)と呼ばれたことに由来するとも言われます。




(平成27年10月17日撮影:ミゾソバ)
水が豊かで栄養価が高めの場所に群生していることが多く、当社では宮川に川辺に群生しています。
今でこそ護岸をコンクリートで固められてしまった場合が多いですが、かつて日本各地で水田が見られた頃は、
土盛りされていた溝や用水路、小川などの縁に普通に生えていました。
その見た目が蕎麦に似ていることが和名の由来になっています。




(平成27年10月17日撮影:ツルアリドオシ)
ツルアリドオシは秋に個性のある赤い実を付けます。当社ではナンテンの実が赤くなる前に色つき秋の到来を告げます。
梅雨の時期に茎の先に二輪ずつの白色の花を並んで付け、できた果実が合着して一個の実になります。
そのため、果実に二つの花の跡が残ることが特徴です。


■坂部哲之著『小國神社の花々』■

ご好評につき品切れが続いておりました、坂部哲之著「小國神社の花々」を再入荷いたしました。

本書はご神域に息づく花々約230種類を収録したオールカラーのポケット図鑑になります。
著者の豊かな感性と鋭い観察力が大いに発揮された良書です。



日本人は万葉の昔より、草木花を愛で詩歌に詠むなど豊かな感性を持ち、季節の恵みに感謝を神々に捧げてきました。
このポケット図鑑を片手に境内を散策することで、自然の息吹や尊さをより身近に感じることができます。

8月~12月にかけては約100種類の山野草がご神域に咲き揃います。
ご散策の折には、境内の清々しい空気を全身で感じて、心と身体を癒やして下さい。

『小國神社の花々』は一冊1200円(税込み)にて社頭で販売しております。お気軽にお声かけ下さい。

季節の便り

よくあるご質問(一覧)

紅葉の見頃はいつですか?

例年、11月下旬から12月上旬が見頃です。
宮川沿いが―番の見所になります。

花菖蒲園は、いつから開園しますか?

例年、5月20日前後から開園いたします。
花の状態、天候に応じて、開園の日時は変更いたします。

花菖蒲園の花は、買う事が出来ますか?

開園中に咲いている花から1株(5芽)1,000円でお分けします。
花の種類によっては、お分けできないものもありますので係りの者におたずねください。

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